九月の朝は、靴下を選び直す。

九月の朝は、靴下を選び直す。

九月を迎えても、昼間にはまだ夏の暑さが残っています。

半袖の服も、冷たい飲みものも、もうしばらくは手放せそうにありません。

けれど朝、裸足で床に触れたとき。

窓から入る風を足もとに感じたとき。

ほんの少しだけ、昨日までとは違う気配に気づくことがあります。

秋の支度というと、夏服をしまい、長袖や上着を取り出すような、大きな衣替えを思い浮かべます。

けれど、季節は一日で入れ替わるものではありません。

朝は涼しくても、昼には汗ばむ。

昨日は風があったのに、今日は夏のような日差しに戻る。

そんな季節の境目に、すべてを秋へ変えようとすると、かえって過ごしにくくなることもあります。

だからまずは、靴下を一足だけ選び直してみる。

夏の薄いものから、少しやわらかな生地のものへ。

素足で過ごしていたなら、朝の間だけ履いてみる。

足首に風を感じる日は、レッグウォーマーを軽く重ねてもよさそうです。

日中に暑くなったら、脱いでしまって構いません。

毎日履くと決める必要もありません。

その朝の床、その日の風、自分の感じ方に合わせて選ぶ。

季節に暮らしを合わせることは、決められた日から装いを変えることではなく、目の前の小さな変化に気づくことなのかもしれません。

引き出しの奥から一足を取り出す。

洗って、手の届くところへ置いておく。

それだけでも、秋を迎える準備は少し進みます。

まだ夏の名残がある九月。

大きな衣替えを始める前に、まずは足もとから、新しい季節を迎えてみませんか。

今日の調律

靴下の引き出しを、ひとつだけ開けてみましょう。

今日履くものでなくても構いません。

秋に使いたい一足を選び、手前へ移しておく。

季節の支度は、それくらい小さなところから始めてもよいのだと思います。

記事末尾の導線候補:朝夕の足もとに取り入れやすい、レッグウォーマーなどをご紹介しています。
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